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【参考】メール・ツイッター等の訴訟上の取り扱いについて
「文書の『原本』について」という論考の中で、民事訴訟におけるメール・ツイッターなどの取り扱いについて言及されています(判例タイムズ1467号13頁)。
同論考によると、要旨、以下の指摘がなされております。
1 メールやツイッターの内容が書証として提出されることが非常に多くなっていること
2 これらは、証拠価値としても高いものであること
3 これらを書証として提出する際の注意点として、
(1)前後の文脈・意味内容が分かるように、必要な範囲で前後のメールやツイッターを一緒に提出すること
(2)大部になる場合、証拠の中で、核心部分と思われる箇所にマーカーを引くなどの工夫をすること
メールやツイッターが重要な証拠となる場合も多く、その場合の証拠の保全・証拠価値の評価等、専門的判断がより求められていると言えます。
実務上の動きとして、紹介させていただきます。
【参考記事】
【裁判例】インターネットのホームページの印刷物の証拠価値が問題となった事例
https://net.highfield-law.com/saiban-jirei/329/
【裁判例】Facebookアカウントと送達手続が問題となった事例
Facebook(フェイスブック)アカウントと公示送達手続の関係が問題となった事例です(京都地決H31.2.5判タ1464号175頁)。
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【予防講座】『弁護士に聞く ネット詐欺の新たな手口』を実施しました
せんだい豊齢(ほうれい)学園様にて、『弁護士に聞く ネット詐欺の新たな手口』と題して、予防講座を実施させていただきました。
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【参考】海外マルチの被害にご注意下さい。
「誰でも簡単にできる」「必ず儲かる」等の説明を受けて、海外事業者とマルチの契約をしたものの、利益を得られず、解約もできないといった相談が多く寄せられています。
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【裁判例】LINEによる退職の意思表示の有無が問題となった事例
LINEによる退職の意思表示の有無について、詳細に検討の上、その存在を否定した事例です(東京地判H29.12.22判時2380号100頁)。
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【SNS】幼児にスマホ、1日1時間までとの調査結果
「子どもたちのインターネット利用について考える研究会」ホームページにおいて、「未就学児の情報機器利用セルフチェックリスト」が公開されています。
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【参考】「ネット上のいじめ」に関する 対応マニュアル・事例集
携帯電話・インターネットの普及に伴い、SNS、インターネット上の学校非公式サイトや掲示板等を利用して、特定の児童生徒に対する誹謗・中傷が行われるなどの「ネット上のいじめ」問題が生じています。
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【参考】情報化社会の新たな問題を考えるための児童生徒向けの教材
情報化社会の新たな問題を考えるための児童生徒向けの教材、教員向けの手引書が、文部科学省ホームページで公表されています。
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【裁判例】学校裏サイトにおける匿名の書き込みが問題となった事例
特定の中学校の生徒が匿名で書き込みをする掲示板(学校裏サイト)において、同校の学生であった原告を中傷する書き込みがなされた事案です(大阪地判H20.5.23裁判所HP)。
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