サクラサイト裁判事例

【サクラサイト】収納代行業者の責任を認めた事例


サクラサイト業者の収納代行業者の法的責任が認められた事例です(東京地判H29.5.10)。
 

本件において、収納代行業者は、サイト運営者に銀行口座を提供した上で、同口座に振り込まれた金員を引き出し、サイト運営者に現金で手渡しし、手数料を受領していたなどとされています。
 
その上で、詳細な事実を認定し、「被告A及び被告代表は、自らの行為が、振り込め詐欺における『出し子』であることについては、十分認識しており、まさに、被告A及び被告A代表が本件サイト運営者と共謀して詐欺行為を行っていた」とし、その法的責任を肯定しました。
 
いわゆるサクラサイト運営者については本件のように実態が明らかでない場合もあり、その場合には金銭の授受を担当していた業者等、いわゆる「インフラ」を提供した者の法的責任追及を検討する必要があります。
 
本件は、収納代行業者及び同業者代表者の法的責任を明確に認めたものとして、重要な意義を有するものと思われます。


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