占いサイト裁判事例

【裁判例】祈祷料の支払いが問題となった事例


易断に伴い、鑑定料の支払又は祈祷その他の宗教的行為に付随して祈祷料の支払を求める行為が問題となった事例です(大阪高判H20.6.5兵庫県弁護士会HP)。
 
裁判所は、「易断に鑑定料の支払又は祈祷その他の宗教的行為に付随して祈祷料の支払を求める行為は、その性格上、易断や祈祷の内容に合理性がないとか、成果が見られないなどの理由によって、直ちに違法となるものではない。しかしながら、それに伴う金銭要求が、相手方の窮迫、困惑等に乗じ、殊更にその不安、恐怖心を煽ったり、自分に特別な能力があるように装い、その旨信じさせるなどの不相当な方法で行われ、その結果、相手方の正常な判断が妨げられた状態で、過大な金員が支払われたような場合には、社会的に相当な範囲を逸脱した違法な行為として、不法行為が成立するというべきである」とし、一般論として、祈祷料の支払いを求める行為について、不法行為が成立する場合があることを肯定しました。
 
結論として、請求の一部を認容し、不法行為に基づく請求を認めています。
 
同事案は、占いサイトについての判断を示したものではありませんが、占いサイト被害においても参考になるものと思われるため、紹介致します。
 
なお、近時の裁判例として、上記のほか、京都地判H21.7.8国民生活センターHPがあります。


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