ネットショッピング裁判事例

【裁判例】インターネットオークションの中古車売買が問題となった事例


インターネットオークションで中古車を購入したところ、多数回の故障が発生し、メーターの巻き戻しが判明した事例です(大阪地判H20.6.10判タ1290号176頁)。

 
裁判所は、「本件車両の走行距離が、そのメーターに表示された約2万3400kmと異なり、実際には、約19万6614kmであったことは、それ自体が本件車両の隠れた瑕疵である」として、瑕疵担保責任(民法570条)に基づく責任を肯定しました。
また、裁判所は、「瑕疵があっても一切異議を申し立てない」趣旨の条項を消費者契約法8条1項5号により無効であるとしました。
 
インターネットオークションのトラブルにおける解決事例の1つとして、実務上参考になると思われます。
 
なお、インターネットオークションによる中古車売買について瑕疵担保責任が問題となった裁判例としては、東京簡判H15.10.18金判1231号61頁及びその控訴審である東京地判H16.4.15判時1909号55頁があります。
この他にも、ノークレームノーリターン条項が問題となり、結論として売買契約の錯誤が認められた事例として、東京簡裁H17.6.16裁判所HPがあります。


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