【裁判例】サクラサイト運営者、サイト利益帰属者、代表者の責任を肯定した事例

出会い系サイト(いわゆるサクラサイト)事案において、サイト運営者、サイトの利益帰属者、これらの代表者の責任が肯定された事例です(大阪地判H29.10.5消費者法ニュース114号235頁)。

本事案の特徴は多岐にわたりますが、以下のポイントが上げられます。
1 原告と登録会員の同一性を、原告のポイント購入履歴等から認定した。
2 特定の言葉を複数回送信させる等、メール内容の不自然さ等から、サクラサイトであると認定した。事実認定の手法としても、参考になると思われます。
3 原告はポイント購入金額履歴の一部しか保存していなかったものの、裁判所は、購入ポイント総数に、原告の過去の1ポイント当たりの平均購入金額を乗じて、ポイント購入額を算定した。
4 慰謝料についても認定した(担当弁護士によると、サクラサイトの事例では初とのこと。)
 
サイト利用の証拠が全て揃っていない事案においても、事案の実態等に照らし被害救済に資する判断がなされたものであり、参考になると思われます。



ページの一番上に戻る